31 絵本江戸紫(えほんえどむらさき)   存1巻(巻中)石川豊信[江戸末]刊

[本文]

櫛楴枝

 いにしへは 黄楊にて 製したるを 上品と定め
 たると見へて 定家郷の御うたに
 つけのおくしと読給えり 鼈甲をもちゆるは
 近きころの事と見へたり
 好ミさまさま有なから 只遠山より 朝日の
 見ゆるほどに 有たし




絵本一覧へ戻る

前へ →次へ